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2006.07.05

『<骨牌使い>の鏡Ⅱ』読了

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<骨牌使い>の鏡Ⅱ』(五代ゆう/富士見ファンタジア文庫)読了。

面白いけど、やっぱり分冊されると読者としてはストレスがたまるぜ。僕は続きを知っているからまだ良いけど、知らないければ続巻が待ち遠しくて発狂しそうになるかもしれない。あー僕だけですかね?

内容的には、何も知らずにハイランドの王国に連れて来られたアトリが、さまざまな世界の秘密を知ることで、自らの道を見出していくといったところ。このあたりから奇妙な抑揚をもった台詞回しとかファンタジー的な想像力が広がり始めるのが魅力的なところだと思う。ここである程度開陳された世界がかき乱されるのが続巻の内容になるわけだけど、現時点ではそこまでは行かず。秘密が明かされ落ち着きを見せた物語が、読者の予想を裏切って(文字通り裏切って)波乱を見せつつひとまずの区切り。ありえねー引きだ…。

どうでも良いが、アトリとロナーの主人公カップルってのは、冷静に考えてみるとハーレクイン的というか皮肉屋で野生的な男と少女の恋愛と言う感じだ…。まあ五代ゆうの描くカップルは大抵こんな感じ何だけど。あんまりキャラクターを書き分けるタイプではないからなー(最近はそうでもないみたい。パラケルススの娘は意図的に”キャラ”を作っていますね)。

アトリが”骨牌”の一人、アドナイと対話する場面が2巻で一番好きな場面だったりする。アドナイがアトリに語りかえる文章は、謡うようなリズムがあって、読みながら背筋がゾクゾクくる。僕は言葉フェチなんですよ。

あと心底どうでもいいけど、モーウェンナがこんな体では自分を愛してくれる人間はいない、と嘆くシーンがあったけど、現代だったらそうでもないんだろうなーとかむしろ喜ばれるってとか思った僕は本当にどうしようもないと思った。すっかり穢れてしまった…。

まとまりはないですが、以上、雑感でした。

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