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2006.06.05

『青葉くんとウチュウ・ジン(3)』読了

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青葉くんとウチュウ・ジン(3) やってきた迷惑王女』(松野秋鳴/MF文庫J)読了。

お、面白い…。なんですか?なんですかこれ!(二回も言っちゃったよ)。

繰り返されるボケとツッコミが決して過剰ではなく、悪趣味に陥らない上品さとともに、ジュブナイル小説としての恋と冒険まできちんと描いているのが大変面白かった。

ちゃんとギャグが面白く、キャラクター達は魅力的で、しかもお話が面白いなんて滅多に無いよなあ…。その構成している要素自体はインパクトは少なく、むしろ地味な印象さえ与えられるけど、作者の持っている語りの巧みさは見過ごせない。もし問題があるすれば、その地味な印象そのものだろうか…。何か一つでも読者の度肝を抜くものがあればもっと売れるのだろうに、と思わないでもない。

つーか、ひょっとしてこの作品、これで最終巻ですか?どうとでも取れる終り方だったけど…。おいおい、まってくれよ。こんな風にまともに面白い作品を切るなんて、絶対に損失だって!こういう作品は必ず残しておかないといけませんて!萌えの最先端なんて電撃文庫に任せておけば良いんですよ!たぶん(あんた今絶対って…)。

全然話は違うのだが、ウチュウ・ジンってもしかしてツンデレなのか?いや、まさかなあ…。でもどう考えてもこいつ青葉のこと好きだろ。しかし、それがツンデレかと言うにはあまりにも容赦も遠慮も恥じらいも無いが…しかし宇宙人の考えることだもんなあ(おっと差別的発言をしちまったぜ)。あと、神鳴響子さんの唐突極まりないサービスシーンには呆気に取られた。なんだこのテコ入れは。と言うか、神鳴響子さんはあまりにも良いキャラ過ぎませんか?なんとなく作者側の愛情が感じられるキャラクターだなあ。

そんな感じで大変魅力的なキャラクターだらけでとても好きな作品なんで、是非続いて欲しいところであります。でもまあ、この作者のシリアスな話も読んでみたい気もするなあ(どっちだよ)。

なんのオチも付きませんが以上。

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受信: 2006.06.06 01:35

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