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2006.05.31

アニメ版『Air』を見てみた

ちょっとした機会があったがあったので『Air』(アニメ版)を見てみた。

全然分からない。

ちなみに、僕はPC版にチャレンジして、OPまでたどり着いたところで挫折している。

言い訳をするようだが、もう全然わからんのだ。この作品は。

この作品を見ていると、自分の中にある物語の文法とあまりにも異なっているため、だんだん認識がゲシュタルト崩壊を起こし始めて自分が何を見ているのか分からなくなってくる。ゲームをやっていた時は、OPまで進めたところで慌てて中断した。それ以降は手を触れていない。

それがなぜアニメを、それも今頃になってみようかと思った理由はさまざまだが、まあ京都アニメーションで評判が良かったからというのと、そう言うタイミングだったからな(よくわからないよ)。

まあそう言うわけでアニメ版を見てみた。

やっぱり全然分からない(おい。

まず、観鈴というメインヒロインのキャラクターにしても、その行動を見ているだけで自己のアイデンティティが揺らぎ始め、七転八倒する苦しみを味わう。なんだこの生物は。さっぱり意味がわからん。

その後の展開もわけがわからん。作者の行動原理が読めん。何を考えてこんなシーンを挿入したのか全然意味がわからない。

アニメになって、分かりやすくなったと言うが、その上でこれか。恐ろしい作品だ。

だがしかし、7話ぐらいまで頑張って鑑賞している内に、ようやく何かがつかめて来た。

エウレカ!

おそらく、この物語は理屈ではないのだ。感覚と感情がすべてなのだ。

この作品においては、奇跡はただ奇跡であり、そこに理屈は無い。偶然なのか、必然なのか、なんらかの意図が働いているのかすらどうでも良いのだ。

登場人物たちの感情がすべて。彼ら、彼女らの内面で、事件がそれぞれに解釈されていればそれで物語は終わるのだ。

つまり主観のみの物語。そこには客観的な事実は無いし、必要ない。

あるのは、人々が世界を捉える認識だけなのだ。

あー納得した。
 
 
とても面白いじゃないか、これ。

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