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2006.05.21

『お留守バンシー(2)』読了

お留守バンシー(2)』(小河正岳/電撃文庫)読了。

前作できちんと話が終わっていたので、果たしてどのように続けていくのかと思っていたらアリアちゃんのワガママとブラド卿の勘違いが織り成すドタバタコメディになる模様。うむ、妥当なところだろうか。

相変わらず登場キャラに無駄がないなあと思うとともに、どちらかと言うとストーリーそっちのけでキャラクターたちのコミカルな一幕を楽しむタイプの作品だと言う事を改めて認識した。

なのでストーリーに関して語れるところが少ない。と言うわけで以下箇条書き。

・とりあえず前の話では相当に飛ばしていたルイラムさんが、この巻でもやっぱり相当にかっ飛ばしているのが印象が残った。基本的にはまともな人格者なのに、ふとするとどうしようもなく壊れてしまうのがおかしくてしょうがない。ボケにツッコミに下ネタも出来るとは…何たる逸材。聖職者にしておくのは惜しいぜ。

・イルザリアがマジで魔性の女だったのも驚愕と言うか笑えた。あんまり自覚がないだけにあまりに性質が悪いなあ。

・ブラド卿のビジュアルは、とくに理由も無く中年紳士をイメージしていたのだが、意外にも美青年という外見だったのは正直驚いた。また性格も刺が多そうで、なかなか気難しそうな割りに、アリアには優しいあたり(まあ泣かれると困るからなんだろうけど)もほほえましい。

・「殺らせはせん!殺らせはせんぞぉ!」には笑う。意外にネタの仕込みは多い。

・それにしてもどいつもこいつもノリが良すぎるぜ!離婚騒動まで持ち上がるあまりにアホな展開にはイルザリアの介入もあって面白かった。イルザリア、マジで人間を惑わす…。

・ドルジェの登場ですわサスペンスか、と思えば見事なまでに腰砕けなオチ。まあそんなこったろうと思ったよ…。

・誰もが思うことだろうが最後に述べておく。「続くのかよ!」

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