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2006.03.01

内容をまったく反映してない表紙だなあ

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ガジェット・ポップ ~蒸気帝国騒動記~』(川崎康宏/GA文庫)読了。

まあなんつーの?この小説に関してだけは内容を語ることに意義があるのかどうかははなはだ疑問であって、そもそも何を語ることがあるのかという気もする。ひたすら「ありえねえ~…」と言う脱力しきった不条理感が満載で、話の筋らしい筋もないのだけど、まあ一応はスチームパンク的な世界で、家出をした帝国王女と無理矢理近衛兵にされてしまった愚連隊の珍道中と言う言い方も出来ないわけではない。だがそれだけでは全然足りない要素が一杯あって、それらをどのように語れば良いのかがさっぱり分からない。近衛に抜擢されたことで舞い上がってしまった隊長が誇大妄想狂的な行動力を発揮してそこら中に迷惑を駆け回ったり、それを追う本当の近衛たちがどんどん酷い目にあっていったり、司直の目をくらますために誘拐事件をでっち上げようとした本当に王女が誘拐されたり大混乱の最中にあって大砲を撃つ事しか興味の無い部下Aに、あらゆるツッコミを無効にされる部下Bとかなにか真面目に感想を書こうとするのがバカバカしくなって来たが、だからと言って本当に不条理小説と言うわけではなくとぼけた感じのユーモアとライトノベル的に過剰に立ちまくったキャラクター小説でもあるというバランスがよい。とりあえずひたすらに面白いのでとりあえずみんな読もう。考えるな、感じるんだ!

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