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2006.01.12

『人形つかい』読了

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人形つかい』(ロバート・A・ハインライン/ハヤカワ文庫SF)を読んだ。

なんだこの表紙の精悍な男は。全然主人公のイメージとちがうじゃないか。だーまーさーれーたー。

と言うのはまあどうでも良いです。とにかく、名作を読もう活動の一環として読んでみた。いや、これがびっくりするぐらいに面白かった。まあやっている事は異星人侵略ものの王道なんですが、やっぱり自分達の周囲で、誰も気がつかないうちに入れ替っているかもしれない、と言うイメージは怖いよなあ。なんと言うか、未知と言うものの恐怖がある。スパイ小説の王道を行くような登場人物たちがSFパニックホラーに巻き込まれていくあたりなんか、なかなかにジャンル横断的な面白さもありましたね。

しかし、物語が後半になるとサスペンス的な部分がなくなって異星人と地球人のガチンコバトルと言う感じになっていて大笑いしてしまった。人間とは地球上でもっとも殺しの上手い生き物なんだぜ…って感じ。地球人が本気になりゃあ、異星人なんて目じゃねーよ、みたいな。まあバランスが悪いっちゃ悪いんですが、大らかな感じがして僕は嫌いじゃないですね。退屈だけはしない読書でした。

そういえば、今気がついたけど、この作品内では登場人物たちはほとんど裸で行動しているんだよな…。全然絵的に映えねえなあ…。

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