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2005.11.26

『射雕英雄伝(4) 雲南大理の帝王』読了

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射雕英雄伝(4) 雲南大理の帝王』(金庸/徳間書店)を読んだ。

ははあ、ここで大理の皇帝が出てくるわけですか。同作家による後期の作品である『天竜八部』の主人公の一人の子孫に当たるわけですね。相変わらず女で破滅する家系なんだなあ…。

相変わらず続く郭靖と黄蓉のラブラブ道中が続いているけれど、モンゴルから郭靖の婚約者コジン姫の存在が匂わされたりして修羅場の様相を呈してきました。一応武侠小説のはずなんですが、なんでしょうねこのドロドロの恋愛模様は…。郭靖たちに限らず、恥をかかされれば死んでも雪がなければならない武術家ばかりなので、すぐに感情の行き違いのもつれから血を見る展開が続いております。踏みにじられた女の情念は恐ろしい…というのがこの巻のお話です(間違ってはいない)。

現在が寄り道なのか本筋なのかが良く分からないところも金庸らしく、愉快極まりない登場人物たちの強烈な個性を楽しみつつアクションあり恋愛ありの超王道エンターテインメントとして楽しむのが良いかと。ただただ楽しい、まさしく夢中になって読んでしまう幸福な読書でありました。ああ面白かった。

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