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2005.07.15

『ロクメンダイス、』読了

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ロクメンダイス、』(中村九郎/富士見ミステリー文庫)を読んだ。相変わらず、小説である事の意義が感じられない作品です。と言うか、小説として書かないで、普通に詩とかエッセイにしてしまうのが一番しっくり来るのではないか、と思った。

なんと言うか、『黒白キューピット』の時は褒めたい気持ちと貶したい気持ちが6:7ぐらいだったのだけど、この『ロクメンダイス』は8:7ぐらいの割合です。どちらにせよあわせても10にならないが気にするな。感情は理で割り切れねえから感情って言うんだ!

いきなり逆切れしてしまったが、相変わらず語るのが難しい作品ではある。小説としては疑問符がつくし、ライトノベルとしては論外だが、どうしても捨てきれないものを感じてしまう。それはきっと心が死んでいく感覚と、確かなものなど何も無いという確信と、それを覆されることを望む我侭な心のなせる技なのだろうとは思うのだけど、思うからと言って割り切れるかと言えばそう言うわけではない。困った。小説としては全然評価出来ないのに切り捨てられない。というか、今回は、括弧付きではあるが「面白かった」…な。それも”ある意味”とかそう言うんじゃなく。
ただどこが面白かった、とかそう言うのではなくて、全体としての空気感が面白い…って『黒白キューピッド』と同じことを言っているな…。うーん、難しい。

誰か、この作品の面白さを論理的に説明してくれ!

おしまい。

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コメント

>誰か、この作品の面白さを論理的に説明してくれ!
この本の娯楽性など幻です。
エライ人にはそれがわからんとです。

投稿: 愛咲 | 2005.07.18 19:49

まあ普通の意味での娯楽性は欠片もございませんな。
ただ、ライトノベルとして読まなければ、何か凄い事をやっているような気も…気のせいですかね、やっぱり。

投稿: 吉兆 | 2005.07.19 21:12

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『ロクメンダイス、』 中村九郎 富士見ミステリー文庫 【恋をしなければ、16歳までには死んでしまうと言われたハツ。心に傷を抱えた仲間とともにカウンセリング施設《ROCKMEN DICE》で共同生活を送るが、ある日一人の少女に出会う。第4回ヤングミステリー大賞最終選考..... [続きを読む]

受信: 2005.07.18 19:42

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