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2005.07.23

『NHKにようこそ!』読了

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NHKにようこそ!』(滝本竜彦/角川文庫)を読んだ。今気がついたが、これ、スニーカー文庫じゃないんだね。

この作品も『GOTH』と同様、単行本で5回ぐらい(数え切れないほどたくさんの意)読んだので本当に今更何も言う事がない(関係ないけど、単行本は初版を持っている。別に自慢にもならんが。本当に関係無い)。でも、前に読んでから大分時間も経っているため、作品の捉え方が全然変わっていることに気が付く。あるいは作品の捉え方と言うよりも、作品の持つテーマが、当時読んでいた自分にとってリアルタイム過ぎた、ということなのかもしれない。

初めて読んだ頃は、ここに書かれている内容があまりに身近すぎて、読むたびに頭を抱えてしまうところが合ったのだけど、今では大分距離を置いているような、そんな感じがある。それは自分が変化してしまったと言う事を実感させるとともに、過去に存在していた自分を強く意識させる。なんとなく懐かしさと言うよりも、過去と現在の自分と言うものの非同一性を強く感じさせるものであり、つまるところ寂しさに近いものであるように思った。あの頃の自分は、既に、この世のどこにも存在しないのだと。あの頃感じた気持ちは、もうこの世には存在しないのかもしれないと言う気がしてきて、なるほど、これが回顧と言うものか。

こんなことを感じてしまうのは、やはり僕も年をとったということであるのかもしれないけど、きっとまた数年したら同じような事を感じるのかも知れない。人間はそうして過去を後ろに積み上げて生きていくと言う事なのだろうな。少なくとも、数年前の自分は、今現在においてはやはり過去のことなのだと言う事は強く思う。

我ながら相当に恥ずかしい事を書いていると言う自覚があるが、まあたまにはいいだろう(たま、かなあ?)。

あ、また内容について書くの忘れた…。

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