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2005.05.10

『さよならトロイメライ(4) 追憶の和音』読了

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さよならトロイメライ(4) 追憶の和音』を読み終わったのだが…さあて、どうしてくれよう。

なんとも評価しにくいなあ、と言うのが第一印象。なにしろ評価できるほどの内容が何にも無いという、およそ小説という媒介であると言う事実に喧嘩を売っているとしか思えない出来栄えであり、冷静に考えると何が面白いのかさっぱりわからない。しかし、読んでいる最中は楽しいことは否定できないんだよな…始末の悪い事に…。

ライトノベルミステリとして言える出来なのは、唯一1巻のみであり、それ以降はラブコメ小説と化していると言うのが僕のシリーズとしての評価であるのだけど、この巻はラブコメ小説としてもどうにもこうにも…。3巻から伝奇分を注入してテコ入れを測ってはおりますが、どうしようもなく中途半端で興が削がれること帯びただしいですな。もはや、見所は八千代嬢のデレデレぶりを眺める事くらいですか…。

と言いつつも、その読みやすさ、リーダビリティの高さは疑いなく、するすると素麺をすするが如くに読めてしまうので、後にに残るものが何も無いという点に目をつぶれば楽しい事は楽しい。まあ、富士ミスとしてはそれだけでも悪くはないのかなあとも思うが、冷静に考えると上記の点が気になってきてしまう…。ひょっとして作者に騙されてんのか?

まあ、良くも悪くも内容が無いというか、本を読む気力が沸かないときの清涼剤としてはちょうど良いような気もします。

…なんか投げやりな感想だな。まあいいか。

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