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2005.03.09

『皇国の守護者(9)』読了

皇国の守護者(9)』(佐藤大輔/中央公論社)読了。皇都クーデター編、ついに決着!長かったー!(待たされたー)

いや、相変わらずどえらく面白いですね。待たされた甲斐があったというものです。しかし、平野耕太のイラストは8巻だけかーちょっと期待していたのに…残念。

戦争に淫し、殺し合いを楽しみ、それでいて戦いに怯え、倣岸かつ高慢で、小心で繊細という主人公、新城直衛が相変わらず素晴らしい。この複雑怪奇な人物が戦争の天才ぶりは発揮していく様がこの作品の肝かと。部下も集まってきて唯一たりなかった人望すらも手に入れてもはや向かうところ敵なしといった印象ですね。もはや、新城が敗北する展開が思いつかないぞ…。まあ、圧倒的劣勢でありながら負けなかった男が戦力を手に入れたら当然だけど…。

<以下ネタバレ>
しかし、今作のラストで、ついに最愛の存在である蓮乃を失ってしまった新城の心はどこに向かってしまうのか…。地位も権力も手に入れた新城が、精神を魔王と化さしめたらおそらく皇国は焦土と化すぞ…。成る程、こういう展開にしてくるとはちょっと予想外だったな。
ところで、いきなり麗子の実子疑惑が浮上したわけですが…えーと今までの蓮乃関係の描写はそう言うわけだったのですね。ちょっと驚きました。えーと、そうすると新城の奥さんって…?…?
<ここまで>

すごいや、佐藤大輔。

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