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2005.02.23

『真実の扉、黎明の女王』読了

真実の扉、黎明の女王』を読了した。あーあ、やっちゃった…。

前作が大変面白かったという事実は僕の中では変わらないのだが、それと同じくらいこの作品は評価出来ないという事実もまた真なりだ。もう読むのがきつくてつらくて…久しぶりに文字が読めない苦痛を味わってしまった。この作者の悪いところが全部出てしまった印象かな。前作を読んで期待値が高すぎたのも原因かもしれん。

まず冒頭部の展開からして引っかかってしまう。カルロがヒロインのクレアと出会うシーンはまあともかくとして、そこからウェルラント王国へ旅立つまでの下りが、あまりにもぐだぐだで参ってしまう。御都合主義もここに極まれりというか、あんたら簡単に人を信用しすぎた。旅立ってからもあっさり到着するし…なんなの?狙われているんじゃ無かったの?一体作者は何がやりたいの?カルロの中途半端な道化振りにも腹が立つ。クリムとの出会いと別れを経て成長と陰を得たお前はどこに行ったんだ…単なる軽薄兄ちゃんになり下がっておりますな…。

あと、一番耐えがたいのがヒロインのクレアの思考回路であります。この人、思考に飛躍が多すぎて僕には何を考えているのかさっぱり分かりません。乙女回路を持たない20代男である僕にも分かるように説明してくださいお願いします。一人称で書かれている場面でも一体何を喋っているのが分かりません…僕も年か。
…女の子の思考回路は謎だなってことなんでしょーか。

結局、上記のような理由で、そもそも物語を読む以前に文字が読めません。理解不能で。原因の一つには、前回あった戦記物としての側面が薄れ、キャラクターに重点が置かれているせいではないかと思います。で、僕にはそのキャラクター描写が理解できなかったのですね。前作でもキャラクター描写は感心できなかったしな…。

まあ、次の巻に期待しておきます。

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コメント

 はじめまして。私もこの巻に関してはなんだかもやもやした感じが残りました。というのもやっぱりヒロイン・クレアの内面がよくわからなかったからです。私は一応10代で女なんですが、クレアの思考回路ははっきり言わなくても謎です。
 前巻はあんなに感動したのになぁと白々した気分が拭えません。

投稿: ちえ | 2006.05.03 21:20

随分前に書いたコメントに反応どうも。

キャラクターの思考がぽんぽん飛ぶというのは前巻もそうだったので、この作家の癖のようなものかもしれません。書き方は好きなように書いてよいと思うけど、もう少し分かりやすく書いてくれれば一読者としては嬉しいですね。

投稿: 吉兆 | 2006.05.04 08:14

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