« つ、つかれたー | トップページ | 本日の購入物 »

2005.02.17

「先輩とぼく」、読了

先輩とぼく」を読了。…面白いじゃあないですか。

宇宙人によって憧れのつばさ先輩と脳を入れ替えられてしまったはじめ君。あまりの出来事に愕然とするも、ちっとも動揺しないどころかむしろ興味津々な先輩に引きずられて女の子としての人生を歩み始める。しかし、純情なはじめ君の周りに集まってくるのは、つばさ先輩を筆頭に、霊能力者のナルシスト、予知能力者、熱血バカ、超人オタクなど奇天烈な人間ばかりで…という話。

超能力者、宇宙人などが出てくるあたり、「涼宮ハルヒ」を思わせる設定ではあるが、読んでみたら全然違っていました。どれくらい違うかといえば、『涼宮ハルヒはSFだが、この作品はSFではない』というぐらいはちがう。宇宙人とか出てきていますが、この作品にはSF魂(別名センスオブワンダー)は少なめ(あ、SF魂があるかどうかは作品の面白さとは無関係です)で、どっちかというと絶世の美少女になってしまったはじめ君の受難の話が中心であります。

結局、主人公のはじめ君のイノセンスな魅力が作品の肝でありましょう。まったく持って、読んではじめて気が付いたのですが、純情な少年の心を持った美少女というのはこれほどまでに無垢な存在だとは思いもよりませんでしたな…。お兄さん、吃驚しちゃったなー(気持ちわりーな)。

意地悪なつばさ先輩のセクハラに右往左往するはじめ君のリアクションに萌えるのが正しい読み方のような気がする。さらに、先輩とのいちゃいちゃぶりには、見事なまでのバカップルぶりであり、バカップル属性のある人には楽しめるんじゃないかな(僕は厳しかったが)。

実に行き当たりばったりな展開や、全然驚きもへったくれも無いオチなど、小説としては色々言いたい事もあるが、総じて楽しい作品。人気があるのも頷けますね。

|

« つ、つかれたー | トップページ | 本日の購入物 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29313/2975102

この記事へのトラックバック一覧です: 「先輩とぼく」、読了:

« つ、つかれたー | トップページ | 本日の購入物 »