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2005.01.29

「タマラセ 探偵はドリルで突つかれる」、読了

休みだからって一日四冊ってのはどうなのかっていうか暇人ぶりを露呈しているのだけどそんな事はどうでもいい。つか流石に書くことがなくなってきた。短めにいくかな。

タマラセ 探偵はドリルで突つかれる」を読了した。なかなか面白い。

文章は明晰で読みやすく、ぶっ飛んでいるように見えて真面目なキャラクター。平凡なようでやっぱり異常な日常という説明していても良く分からない感じですが、一言で説明をするなら、ジョジョの奇妙な冒険風魔界都市新宿ライトノベル版。バイオレンスジャックでも可。要するに閉鎖空間における超能力バトル物であります。こーゆーの好きなんだよなー僕。

超能力バトル物といっても、やたらと日常部分が暢気な、しかし、実は死人とバイオレンスが渦巻く世界観のバランスが大変結構。主人公が飄々とした男で、様々に事件、超人どもが入り乱れて入るのに、ピンチに陥ってもなんだかんだ冷静沈着に機転を利かせて切り抜けるあたり、実は真面目に伝奇小説をしているのかもしれないと思った。考えてみたら、一作目の時に『これが角川の新伝綺!!』とか言われていたのは伊達ではなかったと言う事か。まあ、誇大ではあるけど。

いろいろなエンターテインメントの要素を色々取り込んでおり、なかなか野心的だと思う。漫画的なアクション、ミステリ的な味付け、とぼけたユーモアととても一般性が高く窓口が広いのは長所かな。色々取り込んでいるのに破綻せずまとめているのは偉い(ミステリ的な側面は弱いが。まあ味付け程度ですかね)。後はそれぞれの要素の密度を濃くしてくれれば言う事が無いなー。

こういうバランスが良い作品は好みなので今後も買う予定。あ、これは一応二巻目なので、読むときはお気をつけください。

あ、あんまり短くなってねえ…。

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コメント

あ、二巻でていたのか、買わねば。

ところで、これも新伝綺なのか?
>amazonの紹介文のトコ。

投稿: 背徳志願 | 2005.01.30 22:15

と書いていましたよ、一巻の帯には。
角川よそれはちょっとどうか、と思いました。

新伝綺かなあ…。

投稿: 吉兆 | 2005.01.31 21:56

そのうち、どっかで、石川賢風の”真(チェンジ)伝綺”とかでねえかなあ…。

投稿: 背徳志願 | 2005.02.01 07:02

前から思っていましたが、真と書いてチェンジと読ませるセンスには脱帽です。

投稿: 吉兆 | 2005.02.01 12:22

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