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2004.10.03

ドラキュラ紀元、読了

凄い本を読んでしまいましたー!!

<あらすじ>
ヴァン・ヘルシングは敗北した。ヨーロッパの古き闇から、ドラキュラ伯爵はついに英国へと上陸する。ついには、ビクトリア女王と結婚し、英国の支配者として君臨を開始した。英国は吸血鬼によって支配され、国民達は次々と吸血鬼に転化してゆく。人々は、否応なしに吸血鬼との共存を迫られるが、それは英国に新たな火種をもたらす事となった。
おりしも、英国では吸血鬼の娼婦が次々と殺害されるという事件が起こった。「切り裂きジャック」と呼称された殺人鬼の存在に、吸血鬼と人間との間で緊張感が高まってゆく。
あの、ホームズの兄、マイクロトフが所属する闇機関、ティオゲネス・クラブに所属する諜報員、ボウルガードは密命を受け、とある事から知り合った、ドラキュラとは血統の異なる吸血鬼の美少女、ジュヌヴィエーヴ(実年齢500歳近く)とともに切り裂きジャックを追い始めた…。


ここ数日かけて、ひたすら読みふけっておりました。これが、もう、なんと言ったらよいものか…とにかく大傑作としか言いようがありません。多少なりとも怪奇ものや吸血鬼ものに対する思い入れを持っている人ならば、この物語を避けて通る事は出来ようがありません、と、思わず断言してしまうほどに、もの凄く面白い本でした。

朝、朝食後の10分を読み、電車の中で1時間。お昼休みに40分。帰りの電車で1時間。寝る前に1時間。これらの時間の半分以上、ドラキュラ紀元を読むことに当てていました。続きが気になってしょうがなく、休日に読み始めればよかったと後悔するも、時すでに遅し。読めない時間を悶々とすごしてました。

何がここまで僕を興奮させたのか?それは、勿論内容なのですが、この内容が僕のような吸血鬼大好き人間にはたまらないないようなのでした。一言で言って、「スーパー怪奇・吸血鬼大戦EX」であります。わかる人には分かる言い方ですと、「吸血大殲」のようなクロスオーバーものです。
しかし、並みのクロスオーバーではありませんぜ。何しろ、出てくる人間が、「ドラキュラ」「ヴァンヘルシング」「マイクロフト・ホームズ」「ジキル博士」「ドクターモロー」「切り裂きジャック」…その他、古今東西の怪奇物語、吸血鬼物語の主人公達が勢ぞろい。凄すぎる~。シャーロック・ホームズも名前だけは出てくるけど、活躍はしてくれません。残念だなあ。まあ、もしいたら、一瞬で事件が解決しちゃうからしょうがないんですけどね。

ボウルガードとジュヌヴィエーヴを筆頭に、吸血鬼の近衛将校コスタキや、スコットランドヤードのマッケンジー警部、レストレイド警部、ドクターセワードなどキャラクターがそれぞれ魅力的で、キャラが立ちまくっています。お気に入りは、ジュヌヴィエーヴ。あーこういう言葉は使いたくは無いのですが…萌えるなあ。僕は、こういう人外系に弱いとは言え…。実は白衣の天使であるところもポイント高し。

あと、ちょっと気に入っているのがコスタキ。高慢で冷酷、人間を見下したところのある吸血鬼ではありますが、吸血鬼であることよりも軍人である事を優先する男。格好良いなあ。マッケンジー警部(人間)との友情は読んでいて気持ちが良かったですね。

本当に、贅沢極まりないお話で、心の底から面白かったー、思えた作品。
これは三部作の一作目。これから二作目に読んで見ようと思います。

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コメント

はじめまして。
いきなりですが、コレ、おもしろいですよね~。
二作目も良いですよ!

投稿: 綺羅 | 2004.10.10 11:49

はじめまして。コメントありがとうございます。

本当に面白いですねー。
設定だけでも面白いのにキャラクターまで魅力的でと言うんだからもう…脱帽です。

ただ、元となっている作品が膨大過ぎて、私の知らないものが多かったのが残念といえば残念です。知っていればもっと楽しめたんだろうと思うと…。

二作目も読みました。
老いてなおダンディなボウルガードが最高です。格好良すぎる~。
あと、前作であまり活躍しなかったケイトが活躍してくれたのは嬉しかったですね。
他、エドガー・ポウ、「レッドバロン」とそれぞれのキャラクターが相変わらず魅力的で堪能させていただきました。

次は「ドラキュラ崩御」を読んでみます(本屋に注文中)。
これで終わりなのかなあ…だとしたら残念です…。

投稿: 吉兆 | 2004.10.10 19:32

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