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2004.09.12

本の感想(色々と)

今、飛浩隆の「象られた力」を読んでいます。
昨日、過去の作品集でないかな~と言ったらこの本がそうであったと言う…。しょーもないオチがついてしまった。
まだ途中ですが、美しくも残酷、官能的ともいえる作品ばかりで素晴らしいですね。文章一つとっても美しくて、SFって素晴らしいなあ、と思います。

さて、先週読了した本の感想、行ってみましょうか。数が多いので、前編と後編に分かれています。今日は前編。

ビートのディシプリン SIDE3」上遠野浩平 電撃文庫
電撃HPで連載中。ブギーポップシリーズの外伝として始まったこのシリーズも、ついには3巻目です。外伝といいつつも、本編と多くの登場人物が重なっており、ついには飛鳥井仁と霧間凪、「中枢」まで登場してますますストーリーはテンションアップしております。…むしろこっちが本編じゃねーの…?出てこないのはプギーだけだよなあ…。それは言わないが吉ですか。
内容については、もーまったくいつもどおり。ジャンプ的なバトル漫画が展開されております。最近はジョジョネタは封印しているのかな?1巻は凄かったもんなあ…全編ジョジョネタ…つーかネタを越えて、台詞回しや展開までジョジョだったからなあ…。著作権的にどうかと思った物ですが…まあいまさらいいか。
とりあえず、炎の魔女こと霧間凪が強ええ。それに尽きる。

撲殺天使ドクロちゃん(4)」 おかゆまさゆき 電撃文庫
何食わぬ顔で復活。そもそも終わっていなかったのか。いい加減だなあ。
内容はいつもの通り…他に書くこと無いなあ。血飛沫が飛び殺戮が巻き起こるほんわかラブコメであります…酷いな。今回は修学旅行とお花見ネタで相変わらずのハイテンションぶり。全力でボケまくる登場人物たちに怒涛の勢いで突っ込む主人公(時折ボケにもなる)が素敵です。無理やりいい話に持ってってるなー…という印象。この辺の処理は佐藤ケイの方が上手いかな。
それはともかく、渡瀬草一郎と時雨沢恵一は何をやっているんでしょうね…。編集部じきじきにネタを作っているなあ。おかゆまさゆき、愛されていますね。メフィストでの佐藤友哉みたいなものですか。

バッカーノ! 1933<上> THE SLASH ~クモリノチアメ~」成田良悟 電撃文庫
しっちゃかめっちゃかのジェットコースターノベルの最新作。久しぶりだな…。
久しぶりのギャング時代編であります。相変わらずの、超御都合主義、誤解と勘違いが織り成すドタバタ劇。バカップルは今日も元気です。とりあえずお前たちもう少し立ち止まって冷静に考えろと突っ込みたくなるが、まあそれは野暮か。このシリーズ、実はいつも展開の強引さが鼻につくんですが、今回はそんなに気にならなかったな…慣れたのかも。バカップルが相変わらず事件を引っ掻き回してくれそうなので、次回にも期待しております。
ああ、ひょっとして、今回の話はバトルロイヤルものなのかな?

「学校を出よう!(5) NOT DEAD OR NOT ALIVE」 谷川流 電撃文庫
うわ、面白い。
今回は「フェッセンデンの宇宙」なのかな…?なんだか、物語の核心部分に近づいているような感じですね。
この巻は、ミステリの問題編。なんだかもの凄い量の伏線がばら撒かれてるっぽいのでですが…全然分からない。「彼女」ってだれやねん。佳由季くんかと思ったけど違うみたいだしなあ…。我らが(接頭語。必須)芽衣子嬢と佳由季君は偽死事件の謎を追い、宮川は世界の謎そのものに挑んでいると。うーん楽しい。
相変わらず表面的には「萌え~」なイメージ(何だよそれは)を打ち出しつつ、中身はSF一色です。佳由季君は冷静で理性的なので、いわゆる萌え小説的な展開はまったくありえませんな。大人だ(この巻は特に)。…これって、純粋なSFファンには敬遠されて、電撃文庫読者からは嫌われるパターンではなかろうか。まあ、両方読むタイプならば何も問題は無いのですが。
この作品の落とし所はどこら辺なんだろうなあ…。

続きは後日~。

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