『RPG W(・∀・)RLD(4) ―ろーぷれ・わーるど―』
『RPG W(・∀・)RLD(4) ―ろーぷれ・わーるど―』(吉村夜/富士見ファンタジア文庫)を読んだ。
楽しいねー。楽しすぎて楽しい以外の感想が出てこないけど、まーいーや。もうアリ・ガチって感じの内容。勇者をロールプレイすることになったユーゴと、その相棒として覚醒しつつあるショウの冒険でごわす。相変わらず非常に教育的な内容になっておりまして、作者の倫理観がそのまま出ている感じなんだけど、まあそれはそれで面白いよね。全体に奉仕するために生きるユーゴの選択があまりにも”勇者”的であり、本当にこれは現代のラノベなのか?と疑ってしまうところもさすが吉村夜(このあたりのストレートさは80年代的だと思います)。
で、まあいろいろ古臭いところもあるし、キャラ造型なんかも相当にテンプレなんですが、なんか良く分からんけど好きなんですよねー。不思議。なんか昔の願望充足を満たしてくれる系の話っつーか、”勇者”であることを肯定してくれる優しさみたいなのがあんのよね。男だったら世界を救うぐらいの活躍してみたいじゃん!勇気を振り絞って戦ってみたいじゃん!それをこの作品は肯定してくれるんです。ああ?正義なんてうさんくせえ?うるせえ黙れ。冷めたことばっかり言っているやつはいつまでもペシミズムに浸ってろ。ああ?願望充足がキモイ?お前の顔の方がキモイわ鏡を見ろ。そうした冷笑を無視して構築しているところにこの作品のすごさがあるのだ!うむ。
と言うわけで、自分は大変にこの作品が好きであり、存分に肯定したいところであります。
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